宇宙船を奪ばい降り立ったのはラグオル
といっても今まで調査していた地帯とはまったく違う地区
  
さて、まずはここがどれくらい危険なのか調査しなければ
チェックルームから持ってきた様々なアイテムや武器
メイト系・フルイド系などその他もろもろ、それにカスタムレイ、クロススケア
回復系のアイテムは切れたらお終いだからな…節約しなければ
「って、おわっ!」

何かにつまずいて地面に抱きつく紫電(HP5消費w

「な、何だ?」

自分がつまずいた物体を確かめるために振り向く

「!?・・・これは」

そこにあったのはアンドロイドの残骸、鋭い爪で引き裂かれた跡、何かに踏まれたように潰れた胴体
とても人間やアンドロイドの仕業とは思えない…

ここに住む原生生物にやられたのか…
ん?メモリーボックス・・?

メモリーボックスという記憶を記録することのできる機械
アンドロイドの手にはそれが握られていた
それを手にとり再生してみる紫電

「・・・・・・ここに降り立ち10日が立つ、ここの原生生物と戦いを続けメイトもすでに切れてしまった
 メイトを切らすほど戦ったというのに奴等はまったく衰えない
 それどころか力を増していってるようにも感じる・・・そして・・・ついに私は見た
 原生生物の長を・・・あの姿は・・・まさ・・に・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そこで記録は終わっていた
恐らくそこで命が尽きたのだろう
紫電は名も知らぬアンドロイドを埋葬した後、不安を感じつつも歩き出した

あのアンドロイド…どこかで見たと思ったらハンターズチーム「刻の翼」のリーダー
名を確か死泉とか言ったな
あれ程の強者がなすすべも無くやられる所を見ると相当危険な場所らしいな
・・・だが俺も「戦場の稲妻」と呼ばれた男だ
そう簡単には・・・・

と、その時!
紫電の後頭部に何かが勢いよく当たったかと思うと激痛が走る

「なっ・・・何!?」

その衝撃を確かめるために後ろを振り向く紫電
そこに居たのはブーマによく似た、黒い爪と牙を持った謎の生物

「こ、こいつは…」

グォォォォ!!と、大きく咆哮すると、その巨体とは思えぬスピードで襲い掛かる
黒い爪が紫電のわき腹をえぐろうとしたその時・・

巨大な炎の塊が謎の生物に当てられる

「今のは!フォイエ!?」

謎の生物は知能があるのか、またもや凄いスピードで逃げていった
それと同時に炎の飛んできた方向を見る紫電
そこには二つの影・・・
見たところフォース系のようだ
紫電が無事に助かったのを確認したのか、フォーマー二人は紫電に近づいてきた

っく・・まさか新手か・・?

後頭部をレスタで治しつつ身構える紫電
紫電の目の前まで来ていたフォーマーの一人が
「大丈夫か?」
心配するようなセリフに紫電は警戒を解く

「助かった…貴方達は?」

緑掛った服のフォーマー
「僕はユウ、でこっちのがトモ」
そう言って青い服のフォーマーを指さす
トモ「アイツはゼビアって言うんだ、見たところブーマの変異種だろう」
  「ところで君は?」

自己紹介を済ませた紫電はここまでの道のりを話した

ユウ「なるほど、君が紫電か、噂は聞いているよ、腕のいいハンターってな」

「…貴方達は何故ここに?」

トモ「俺たちはパイオニア計画の反乱軍、俺はHIT系の武器を探しに、
   ユウはグリーンリングを探しにここに来たのさ」

・・・簡単に信用していいものか
助けてくれたことに関しては礼を言うが反乱軍ってことはハンターズではない
それに見たとこ何かを隠しているようにも見える

さまざまな不安を心に抱きつつ反乱軍へと案内してくれるユウとトモ
この二人の出会いが紫電の運命を大きく変えるとも知らず・・・

〜第三話「パイオニア計画反乱軍〜

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