ヴィクセンを追い火山の内部へと突入し
先へ進む紫電達にエルフィ・ユウスケの二人が立ちふさがる
彼等との激戦により紫電達・エルフィ・ユウスケは力尽き
その場に倒れ伏してしまう

「・・・・・」

ユウスケ「・・・・・!」
(サァ・・・オキロ・・・・オキテ・・ワレヲフリ・・・・ヤツラヲケスノダ)
ユウスケ「ぅ・・やめろ・・・お前には従わん・・・・っ」

ブラッドストライクから発する言葉に反応するユウスケ

ユウスケ「(やはり俺の力が落ちると・・・こいつに・・・っ!!)」

????「動くな・・・今治してやる」

ユウスケ「だ・・・誰だ・・・」

そこでユウスケの意識は途切れた

―――――――――――――――――

気が付くと体力全開になっている紫電達と二人

「・・・俺たちは・・」
確かにエルフィの奴にさされて・・気を失ったはずなのに

シン「一体何が起きたんでしょうか」

ユウ「・・・!! そうだ!ヴィクセンを追わなくては!」

駆け出そうとするユウの前にエルフィとユウスケが立ちふさがる

エルフィ「いかせないっていったでしょ!」

ユウスケ「どうやって助かったかは謎だが、俺たちは使命を果たすのみ」

トモ「くそ!!どけ!!」

と、その時・・・

クォォォォォォォォ・・・・・

「!?」

奥のほうから生き物が咆哮するような声が聞こえる

ユウスケ「なんだ!?」

エルフィ「今の声・・まさか!!」

咆哮(?)を聞くや否や奥のほうへ走り出す二人

ユウ「・・・逃げた_?」

トモ「いや!何かあったんだ!いくぞ!!」

シン「行きましょう」

紫電達も二人の後を追う

奥へと続く通路は意外にも長く
通路のあちこちにはここに入り込んだハンター達の死骸がころがっている

・・・ここ来たハンター達に何があったんだ
それに・・・
奥に進むに連れ嫌な予感が広がっていく
何も起こらなければいいんだけど・・・

奥に一点の光が見えたかと思うと光が広がり辺りを包む

「っく・・・」

―――――――――――
光がなくなるとそこには大きな空洞が広がっていた

「ここは・・・!?」

ふと前を見るとそこには先に走っていったエルフィ・ユウスケ
そして・・・何かに包まれたアームズとヴィクセン

シン「何だ、何が起きているんだ」

トモ「アームズとヴィクセンを包んでるあの黒い煙はなんだよ!」

ユウ「わからん、だがただの煙じゃないことは確かだ」

紫電達があっけに取られる中アームズやヴィクセンは

アームズ「まさか・・お前の考えがこういうことだったとはな」
    「付き合ってやるよ、地獄のそこまでな」

ヴィクセン「フッ・・・変わらないな、その性格は」

お互いに話しているようだがその声はまわりには届かない

エルフィ「ヴィクセンさん!!!」

ユウスケ「ヴィクセン!」
その呼びかけも紫電達には聞えるもののヴィクセン達には届かない

ヴィクセン「なら・・・そろそろ「封印」を済ますか」

アームズ「ああ・・・」


「あいつら・・何をする気なんだ」
「ぅ!?」

アームズとヴィクセンが「何か」を機械に差し込んだ瞬間
辺りに広がる闇は消え去り
変わりに眩い光が辺りに広がっていく・・・・・

すべてのものを包み込み・・光は紫電達を包む・・・・・・
―――――――――――――――――――

気が付けば紫電達とエルフィ・ユウスケは何も無い平原に寝転がっていた
アームズ・クリス大佐とともに

「・・・」

シン「本当にわけわからないです」
  「あれは本当に現実だったんですか?」

トモ「あの光の中、ヴィクセンの奴が言ったこと・・・」
  「あんなこと信じられるか?」

ユウ「本当なんだろう、アームズもそれに応じたじゃないか」

エルフィ「・・・これから大変ね」

「エルフィ・・さん」

ユウスケ「これからしばらく世話になるな」

ユウ「・・・」

クリス「・・?一体なんだったの?」

「大佐・・・」

クリス「あ、紫電君、久しぶりね」

「・・・・大佐・・・」

アームズ「ヴィクセン・・・」

  
『今まで黙っていてすまなかった
 俺は昔、闇の意識体といわれる存在を何かの書物で見つけたことがある
 それは時の力を吸収し、人の生体エネルギーを元に復活する
 その力は惑星をも一瞬で消し飛ばすほど だという
 それを知った俺はエルフィやユウスケと共に旅をし、そしてついにこの場所を見つけた
 5つの力が一つになり、完成形態になる前に全てを封印すると俺は決めた
 この火山にはその一つが眠っていたのだ
 力を封じるにはそれ相応の犠牲を払わなくてはならない
 俺はこの鋼鉄の体の中にある人間の頃の命でそれを補うこととする
 残りの4つが完全に融合する前に・・・君達に託す
 紫電・・俺がお前を見たとき、お前からは俺と同じ匂いがした
 お前ならば「意思」を継いでくれると信じている
 エルフィ・アームズ・ユウスケ・刻星・シエル・・・
 あとは任せる・・・                  VIKSEN 』

〜本当の第二部「新米ハンター登場」〜     〜幻の第二部「紫電の新たな旅立ち」〜

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